施主支給扱いが多いから低コスト
「自分たちがつくった」という手応えも

家づくりで特に印象的だったのが、施主支給扱いが多かったこと。「家具や照明器具だけでなく、建具や床材も施主支給扱いにしてくれたんです。品揃えの豊富なお店を紹介してもらったり、ネットオークションで探したり。自分たちで自由に選んだ感覚が強いですね」とご主人。奥様も「予算はたくさんかけられないけれど、こだわりたい部分がある。それを理解した上で、提案してもらったものも多いんです」。その一例が、ガレージ部分の出入扉である蔵戸。リバーホームの提案で採用し、紹介された建具屋さんに足を運んで、数ある中から選びました。アンティークの重厚感が、外観に個性的な表情をもたらしています。

また、ご主人からは「すべて柔軟に対応してくれる。それが家づくりをする上で一番楽しかったですね」という言葉も。例えば、奥様がパワーポイントを使ってカーテンを取り付けずに済む窓の配置を考えたり、室内の壁塗りはお友達と一緒に仕上げたり、家づくりに直接関わりたいという想いも反映されました。「お仕着せではなく、希望すること一つ一つ相談に乗ってもらったので、納得のいく形に仕上げられたんだと思います」。自分たちがつくったという手応えがある分、完成した時の嬉しさは格別だったそうです。

現在の住まいは、動線がスムーズでストレスがありません。「以前は長期ツーリングに出かける時に、最上階から階下まで大量の荷物を2回に分けて運んでいました。でも今はバイク用の荷物を収納しておく倉庫も1階にあるので、すぐに出かけられます」とご主人。
奥様も「何をするのにも最短距離で動けるのがラク。イケアのセミオーダーキッチンを入れてもらったのですが、配置やサイズも自由に選べたので、真ん中に食洗器を置きました。食器を取り出してすぐ棚にしまえるのが便利です」。